建設業
サポートの重要性に気づき、無料のRPAからRoboTANGOに。システム間のデータ連携に活用。
- BtoB
- 基幹システム
- Excel/CSV
都市緑化技術の開発、外断熱(外壁・屋根)の販売・施工を行う東邦レオ株式会社様にRPA導入前の課題、RPA活用法や成果・効果についてお話を伺いました。
課題
- 従来使用のRPAツールは サポート体制が不十分だった
効果
- 担当者が外勤でも作業が進み、業務負荷の軽減に繋がった
東邦レオ株式会社様の事業概要について
もともとは地に混ぜると樹木の発育が良くなる土壌改良材のメーカーとしてスタートしました。現在は緑化資材、造園資材、建築資材それぞれを開発しているコミュニティディベロップメント業を展開しています。軽くて水はけの良い屋上緑化用の土壌やシステム、また壁面緑化という特殊な分野に特化している点が弊社の特徴です。少々ニッチな分野ではありますが、おかげさまで高い認知度とシェアを獲得しております。現在は緑化場所の維持管理など、人々に居心地の良い場所を提供できるような事業をどんどん進めています。
約5年前に社長が変わってからは、新しい取り組みに対してより積極的になりました。現在は建設コンサルタントなど、不動産に近い事業も展開していますが、やはり従来からある造園資材の開発・提供を最も得意としております。
無料のRPAツールではサポートが不十分だった
RPAについては、社内で取り組んでいる従業員がいたことで興味を持ち、無料のRPAツールを使っていました。しかし、そのサービスはサポート体制が不十分だと感じました。英語ですしね。
そんなときに、展示会でスターティアレイズの社員さんと名刺交換をしたことで興味を持ち、お話を聞いてみることにしました。そうしたらこちらの要望を聞いてくださるというので、お願いすることにしました。
やっぱり何でも相談できるところは魅力的でしたね。一緒に作りこんでくださるということで、心強さを感じました。無料のRPAツールはは上手に操作しきれなかったので、やはりサポート体制は重要だ思いますね。
営業で外出していてもその間に自動で処理してくれるからありがたい
弊社の基幹システム内のデータを、顧客管理ツールのデータベースにアップロードしています。1日10分程度の手作業ですが、毎日使っていますね。昨日に発生した新しい受注をアップロードさせていかなければならないので。私は営業担当で外出していることも多いので、自動で稼働してくれるRoboTANGOの存在は大変ありがたく感じています。
RoboTANGOの課題と今後の展望
日によって動作が安定しないことはありますね。画面を認識できずにフリーズしてしまったことがありました。こちら側にも多少ややこしいところはありますが、そこがよりスムーズになってくれるといいかなと思います。あとは自動で稼働し、エラーはメールで教えてくれる、スケジューラーのような機能があるとありがたいですね。
弊社はいち資材メーカーとして、代理店様から資材の注文をいただいて、営業しています。注文はすべて顧客管理ツールベースのWebで受け付けていますが、それは基幹システムとはまったく異なるシステムです。今後はそれを統一して、基幹システムの管理をRPAで行っていきたいと考えています。ただし、これは売上・請求に絡んでくるところですので、動作が安定してから着手していきたいですね。
さまざまなデータをシステムにアップロードしたり、システムからダウンロードしたものを変換したり、といった作業をRPAが代行する、いわゆる「行って来い」の状態になることを期待しています。