RPA×製造業
「RoboTANGO（ロボタンゴ）」の製造業でのRPA活用シーン・活用法をご紹介いたします。
製造業では、生産管理、在庫管理、受発注管理、出荷管理、納品・請求処理、情報収集の業務などでRPAが活用されています。
ここでは製造業のバックオフィス業務で自動化・効率化できる業務の一部をご紹介いたします。
製造業のRPA導入メリット
ルーティンワークを自動化し
人的リソースとコストを削減
製造業の業務である在庫管理、受発注・出荷、注文書や納品書の作成、システムへの入力作業、不良データの報告など、日次や週次で行うルーティンワーク業務をRPAで自動処理させることで作業時間と人的コストを大幅に削減することが可能です。
作業スピード向上と
ヒューマンエラーを防止
RPAなら資材情報や帳票データのシステムへの登録・入力作業においての記入漏れや記入ミスのヒューマンエラーの問題を解消します。また、RPAなら人より何倍もの高速処理が可能なため今までかかっていた時間を大幅短縮することが可能です。
業務の属人化を
解消
製造業では特定の人間のみが特定の作業をしていることで休みや作業の遅延により業務全体が遅れてしまうなど、業務の属人化における課題が多く存在しています。
RPAなら産休・育休や有休、退職時の引継ぎも関係なく安定してパソコン業務を処理していくため属人化の解消に役立ちます。
製造業の
幅広い部門で利用可能
製造業では、製造・生産部門、調達部門、品質管理部門、総務部門、経理部門など、幅広い部門で多くの定型業務が発生しています。これらの部門でRPAを活用することで、全社的な効率化を実現し、より高い費用対効果を出すことが可能です。
本来注力すべき
業務に時間がさける
単純作業・ルーティンワークから従業員を解放することで新たな時間が創出され、より人間の能力が必要な商品企画・開発や市場調査、分析業務、顧客対応など、本来注力してやるべき業務に時間を充てることが可能になります。
顧客満足度の
向上
製造から卸売（販売）、顧客対応まで一貫して行っている製造業が多い中、RPAで業務を効率化・自動化することで、お客様への対応に注力できたり、ECサイトでは在庫数を業務時間外でもリアルタイムで表示することができたりと、顧客満足度の向上を実現することが可能です。
RPAで自動化できる主な業務
製造業での主なRPA活用方法をご紹介いたします。下記の活用方法以外でも作業時間削減に成功した事例もございますのでご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。
WEB-EDIにおける
受注データの取り込み
WEB-EDIにおける受注データのダウンロード作業を自動化することができます。RPAで各発注企業側のWEB-EDIにログインし、データダウンロード後、自社システムに入力する手間・作業工数をゼロにすることが可能に。
もっと詳しく見る
在庫管理
（在庫数突合、欠品確認）
ECサイト・ECモールの在庫数と社内システムの在庫数の突合および更新作業を自動化することができます。手作業による在数庫の突合作業・変更作業など在庫管理の工数を削減します。
注文書や請求書データの
帳票の入力作業
注文書・納品書・請求書などの帳票データにおける基幹システムへの入力作業を自動化することができます。
帳票が紙媒体やPDFデータの場合、AI-OCRサービスを活用することでさらに自動化の範囲拡大と効率化が可能になります。
生産管理システムへの
登録作業
商品の生産開始・終了時に生産管理システムで登録が必要な投入作業やロット完了作業の処理を自動化できます。登録作業をRPAで自動化することで登録漏れなどのヒューマンエラーや入力の手間を大幅に削減します。
校正証明書の
作成
製品の納品時にお客様に提出する、校正証明書の作成を自動化することができます。会社名や納品日など必要な情報をRPAが取得しPDF印刷化まで自動で処理することが可能です。
受発注および
出荷業務
注文書を受領後、基幹システムへ入力・転記作業を行い、出荷依頼書を作成後、印刷することもRPAが自動で処理できます。 入力ミスによる誤納入を防止します。
不良データの
抽出および印刷
決まった時間に提出する製品の不良情報の出力・印刷業務もRPAで自動化することができます。たとえば毎朝、従業員が出勤する前に印刷まで終わらせておくことで、出勤後、スムーズに確認作業が行えます。
電子帳簿保存法（電帳法）
の対応
電子帳簿保存法対応のため、発注書（注文書）データの情報を特定のファイル名への変更および特定のファイルへ保存、また、管理シートへの登録など一連の作業を自動化することが可能です。
日次における業務日報の
ダウンロード・保存
各工場の担当者が記入した電子日報を、部門ごとにまとめて特定のフォルダに保存する作業を自動化することができます。土曜出勤の場合もRPAが自動で保存します。
注文書・請求書データを
取引先毎にメールで送付
自社システムから出力した注文書・請求書のpdfデータを取引先毎にメールで送付する一連の作業をRPAで自動化することが可能です。
図面情報の
ダウンロード
在庫確認などの依頼書に製品の図面情報を掲載する必要がある際に、社内システムから図面を検索してダウンロードし、情報を記載する作業をRPAが自動化します。
作業指示書の
データ入力
作業指示書に記載された情報を生産管理システムへ入力する作業を自動化することが可能です。 また、作業指示書が紙ベースの場合でもAI-OCRとRPAを組み合わせることでミスなく自動入力が可能になります。
控除費用の
給与システムへの反映
昼食費（お弁当代）や作業着のクリーニング費用など各従業員の控除費用を集計し、給与システムに反映させる作業を自動化することが可能です。
勤怠管理および
勤怠漏れの通知
勤怠システムにて、各従業員の超過残業時間を集計したり、勤怠情報を登録・申請できていない従業員（および上司）に自動で通知したりすることで効率化を図れます。
【RPA活用事例】製造業DXで業務を効率化
RPAとはの基礎知識から、製造業のRPA導入率、自動化できる製造業の主な業務、RPA導入成功事例（課題・活用方法・成果）などをまとめた資料をダウンロードいただけます。
「製造業向けRPA活用事例」資料ダウンロード
その他の業種別活用シーン・利用法
RoboTANGOは、業種・業界、職種にかかわらず幅広く活用できるRPAツールです。
それぞれの業界で、RPAがどのようなビジネスシーンで活用されているのか分かりやすく紹介いたします。
