RPAの運用に資格は必要?種類や必要性について解説!

RPAツールを導入し、運用している企業の中には、知識不足でロボットの開発がうまくいかない、社員がRPAツールやロボット開発について正しい知識を持って運用できているのかといった課題を抱えているところも多いのではないでしょうか。実際、RPAツールにまつわる資格というものがいくつか存在し、自分の知識や技能を確かめるためにチャレンジしている人も多いようです。 今回はRPAの運用に資格は必要なのか、またどんな資格があるのかなどを解説します。

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知識

目次

    RPAとは?

    RPAとはRobotic Process Automationの略で、日本語では「ロボットによる過程の自動化」を意味します。ロボットに仕事の一連の流れ(シナリオと呼ばれる)を覚えさせ、実行することにより、パソコン上で行われている作業を自動化するものです。オフィスワークを効率化できるシステムとして、大企業から中小企業まで業種を問わず広く導入され、成果を挙げています。

    近年はペーパー業務の多いイメージのある自治体にも導入されており、総務省もマニュアルを用意して自治体業務の効率化向上を支援しているほどです。

    RPAの資格

    RPAはロボットを作成する際、プログラミングの知識を必要とすることがあります。プログラマーやエンジニアになるためには資格が不要ですが、RPAに関してはすでにいくつかの資格があります。

    RPAは統一的な資格があるわけではなく、特定のサービスを提供するベンダーが主催しているものがいくつか存在しているのが現状です。どれもPRAの全般的な知識を問うものではなく、導入したRPAの仕組みを理解しているかを問うようなものです。

    それでは、どんなサービスに対する資格があるのか、どんな内容を問う資格なのかを見ていきましょう。

    WinActor

    WinActorは株式会社NTTデータが提供するRPAツールです。NTTグループで培われたノウハウを活かした純国産のRPAツールで、完全日本語対応しています。、Microsoft Office製品(Excel・Access・Word、Outlookなど)はもちろんのこと、ERPやOCR、電子決済システムや個別の業務システムなどとも連携できるという使い勝手が支持され、RPA 国内シェアNo.1を誇るツールです。

    RPA技術者検定 アソシエイト

    WinActorの資格として、NTTデータが主宰している「RPA技術者検定 アソシエイト」があります。この資格は、WinActorの基本的な知識とシナリオ作成の経験があり、WinActorの基礎知識を体系的に学びたい人向けの資格です。

    RPA技術者検定 アソシエイトの基礎的な情報は以下の通りです。

    • 試験実施団体 株式会社NTTデータ
    • 試験形式 多肢選択式
    • 出題数 50問
    • 試験時間 60分
    • 受験資格 特になし
    • 受験料 7,150円(税込)
    • 試験会場 CBT試験会場
    • 試験頻度 随時
    • 合格基準 正答率7割以上

    RPA技術者検定 エキスパート

    「RPA技術者検定 エキスパート」は、RPA技術者検定 アソシエイトの上級資格です。WinActorでシナリオ変更やトラブル対応の経験があり、WinActorを業務上の改善ツールとして活用している人を対象としています。

    RPA技術者検定 エキスパートの基礎的な情報は以下の通りです。こちらの資格は前回より変更点が複数ありますので、受験を検討している場合は必ずホームページで詳細を確認してください。

    また、こちらの試験は過去問題集が販売されてるので、受験者は参考にするとよいでしょう。

    • 試験実施団体 株式会社NTTデータ
    • 試験形式 選択式問題+実技試験問題
    • 出題数 33問
    • 試験時間 120分
    • 受験資格 特になし
    • 受験料 27,500円(税込)
    • 試験会場 全国7会場で実施、要確認
    • 試験頻度 要確認
    • 合格基準 詳細は後日発表

    UiPath

    UiPathはアメリカのUiPath社が提供するRPAツールです。世界中で75万超のユーザーがおり、アメリカでは『Forbes』や『Fortune』といった著名なビジネス誌でのランキングで上位にランクインするなど、高い評価を得ています。

    日本においても、『日経コンピュータ』が実施したRPA顧客満足度ランキングで3年連続1位を獲得するなど多くのユーザーから信頼されているツールです。幅広い業務に対応できることや手厚いカスタマーサービスが評価を得ているようです。もちろん、日本語によるサポートも提供されています。

    UiPath RPA アソシエイト資格試験

    「UiPath RPA アソシエイト資格試験(UiRPA)」 は、業務プロセスにおける問題解決力とシンプルな自動化ソリューションを構築する能力を認定します。あらゆる職種の人を受験対象とした、UiPathの初級試験です。

    こちらの試験は、テキストや過去問、参考書といったものは用意されていません。その代わりにトレーニングやアカデミーといったさまざまな講座が提供されています。資格試験というよりは、学んだ内容を正しく学習しているかをテストする仕組みといった側面が強い試験です。

    UiPath RPA アソシエイト資格試験の基礎的な情報は以下の通りです。

    • 試験実施団体 UiPath
    • 試験形式 択一式選択/並び替え
    • 出題数 50問程度
    • 試験時間 90分
    • 受験資格 事前に指定されたトレーニングを受講、UiPathアカデミーで学習することが推奨されている
    • 受験料 16,000円(税込)
    • 試験会場 ピアソンVUE(マイクロソフトが運営するオンラインテスト、自宅で受講可能)、または各テストセンター
    • 試験頻度 随時
    • 合格基準 正答率7割以上

    UiPath RPA デベロッパー上級資格試験

    「UiPath RPA デベロッパー上級資格試験(UiPath-ARD)」は、先ほどのUiPath RPA アソシエイト資格試験の上位資格です。UiRPAに比べて難易度が上がりますし、受講までにUiPathの6ヵ月の実務経験があることを想定していることから、必要とする勉強時間も大幅に増えるでしょう。実際、事前に学習すべきトレーニングの数が倍ほどに増えるため、合格までに時間を要する試験と考えられます。

    UiPath RPA デベロッパー上級資格試験の基礎的な情報は以下の通りです。

    • 試験実施団体 UiPath
    • 試験形式 択一式選択/並び替え
    • 出題数 63問
    • 試験時間 120分
    • 受験資格 事前に指定されたトレーニングを受講、UiPathアカデミーで学習することが推奨されている
    • 受験料 200ドル
    • 試験会場 ピアソンVUE、または各テストセンター
    • 試験頻度 随時
    • 合格基準 正答率7割以上

    どちらの試験も、勉強方法としては過去問を解き、用意されたトレーニングを行った上で、実際にRPAツールを使って実践してみることが重要です。分からない点はトレーニングや問題の解説に戻り、必ず疑問を解消しましょう。この反復により、合格に近づけるはずです。

    RPA資格を取得するメリット

    ここまでは、RPAの資格とはどんなものかをご紹介しました。それでは、RPA資格を取得するメリットとはどんなものなのでしょうか。

    一つは、RPAツールを使える、RPAツールに対して知識があることを端的に対外的に示せるということです。あなたがいくら「RPAツールを使えます」と言ったところで、それが本当かどうかはわかりません。また、あなたと話し相手の間で「RPAツールが使える」ことについて認識に違いがある場合、後々トラブルを引き起こす可能性すらあるのです。

    そこで、例えば「RPA技術者検定 アソシエイトの資格を持っています」と言えれば、相手にも実務経験や知識量が端的に伝わるのです。

    また、RPA資格に留まりませんが、資格を取得しているということは、その人が目標をたて、それに向かって計画的に勉強ができる人であることを示すものでもあります。昔から資格取得が就職や転職に有利と言われているのは、この理由からです。

    RPA資格の取得は必要?

    RPA資格を取得するメリットはご理解いただけたかと思います。それでは、業務でWinActorやUiPathを利用している人は、必ず資格を取得しなければならないのでしょうか?

    結論からいうと、RPAツールを用いて一般的なオフィスワークを自動化する際に資格取得では必須ではありません。それは、上に挙げたRPA資格は医師や弁護士といった業務独占資格や、保育士や管理栄養士といった名称独占資格知識とは性格の異なる試験だからです。RPAの知識や経験があることを認定する意味合いが強いため、これらを取得していないからといってRPAツールを使う業務ができないわけではありません。

    まず、現在取得できるRPA資格は汎用的なものではなく、WinActorかUiPathを使用している人に対象が限定されています。そのため、他のRPAツールを使っていない人や、RPAツールを使っていないけれども勉強してみたい人には向いていない資格です。

    結論としては、RPA資格は一般的な業務でRPAを運用する際は必須ではないといえます。

    プログラミング知識がなくても使えるRPA

    さらに、近年ではプログラミングの知識が不要であることをうたうRPAツールも登場しています。確かに、上に挙げた資格試験の内容はプログラミングの知識を問う問題が一定のウエイトを占めています。

    また、RPAツールを提供する企業や導入支援会社などが実施したアンケートでも、RPAツールの導入や運用においてプログラミングがネックの一つとなっていることが分かっています。

    例えば、Peaceful Morning株式会社が2021年にRPAツールを導入している企業100社を対象に行ったアンケートでは、RPAツールを期待通りに運用できていない理由の第3位に「RPA(ツールのロボット)開発が進んでいない」ことが挙げられています。さらに、株式会社テリロジーが実施したセミナーのアンケートなどで集計したデータによると、導入後に困ったことの第2位に「ロボットの作成や操作が難しい」ことがありました。

    プログラミングの知識不要のRPAツールはこのような悩みや課題を抱える企業、またプログラミング知識に不安があるなどの理由からRPAの導入をためらっている企業の方にも簡単に使いこなせるツールです。それではどのようにしてロボット開発を行うのかというと、人間がパソコン上で行う操作を録画し、その内容から作業内容を分析して自動的にロボットが作られるという仕組みを採用しています。

    スターティアレイズ株式会社は、プログラミング知識が不要で初心者でも簡単に利用できるRPAツール「RoboTANGO」を提供しています。ボタンを押すだけで画面上の操作をそのまま録画することができる機能を搭載しており、初心者でもロボット開発をスムーズに行うことができます。

    これ以外にも、1ライセンス5万円から利用を開始できる、専用のサポートサイトを始めとした手厚いサポートなどといったメリットから、中小企業を中心に高い評価を得ています。

    RoboTANGOの詳細は以下の通りです。

    • 初期費用 100,000円
    • 月額費用 50,000円〜
    • 利用可能人数 1人〜(1ライセンスを複数台のPC端末で利用可能)
    • 無料トライアル あり
    • サポート 専用ページ、オンラインセミナーなど

    特に中小企業などで予算に制限があり、プログラミング人材が不足しているけどRPAを導入して業務を効率化させたいと考えている担当者の方は、ぜひRoboTANGOを検討してください。

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