RPAでWeb-EDIの
受注データを自動取り込み
Web-EDIを使用して取引先からの発注データや図面データのやりとりを行う場合、RPAを活用することで、これらのデータのダウンロードや自社システムへの入力作業を自動化することが可能です。RoboTANGOは、各取引先のWeb-EDI操作の自動化を簡単に実現できます。
Web-EDI利用の課題
従来、製造メーカー(受注企業)は発注企業側のWeb-EDIシステムにログインし、図面データや発注データをダウンロードした後、これを手作業でシステムに入力する必要があります。発注企業が複数ある場合は、各発注企業のWeb-EDIにログインして操作する必要があるため、繰り返しの作業が増え、手間と工数がかかってしまいます。
さらに、これらの手作業には人的ミスも伴い、データの正確性が保証されないことが課題となります。また、手作業によるデータ入力は時間がかかるため、他の重要な業務に集中できなくなることも問題です。
人手によるWeb-EDIの作業
- Web-EDIから通知がくるたびに各発注企業側のWeb-EDIにログインし、発注データをダウンロードする作業が頻繁に発生
- Web-EDIと自社システムが連携していないため、手作業によるシステム入力が必要
- 図面データなど必要なデータを毎回ダウンロードして特定のフォルダに保存する必要がある
Web-EDIにおけるRPA活用のメリット
RPAを利用すれば、各WEB-EDIへのログインからデータのダウンロード、システムへの入力までの一連の作業を自動化できます。これにより、手作業による手間と工数を大幅に削減し、入力ミスや漏れなどの人的ミスも削減できます。RPAの自動化によって、Web-EDIの発注データの処理時間を短縮し、全体の業務効率を向上させることが可能になります。
RPAによるWeb-EDIの作業
- 作業時間の大幅な削減: RPAでの自動化によりWeb-EDIへのログインや入力などの繰り返し作業の時間を短縮。
- 人的ミスの削減: 手作業による入力作業を自動化することによりデータの正確性が向上。
- 業務効率の向上: 従業員がより重要な業務に専念できるようになる。
- コスト削減: 手作業にかかる人件費の削減。Wチェックや修正作業にかかる人的コスト・リソースも削減。
導入事例紹介
RPA導入でWeb-EDI周りの作業時間を
月間40時間削減。
製造業界のDX推進支援のために、
パートナーとしてRPA普及にも貢献
有限会社東亜工作所様
業種:製造業
従業員:1-50名
業務の中で重要ではあるものの付加価値が低い、いわゆる定型業務に時間を奪われてしまっており、本来、取り組まなければならない業務に注力できていないという課題がありました。
展示会でRoboTANGOに出会い、低価格で始められる点が大きな魅力でした。使いやすさも抜群で、なおかつ操作レクチャーもしていただけたので、すぐに本格的な導入が可能でした。
RPA導入後は、受注情報を各社Web-EDIから自社システムに取り込む作業の自動化をはじめ、社内への情報共有を自動配信しています。現在、勤怠と会計管理ソフトとの連携についてもRPAロボットを作成中です。
また、あまりに当社で使った時に効果が高かったので、これは弊社と同じ製造業で横展開した方がいいのではないかと考え代理店として活動を始めました。デジタル化についてのノウハウを広め、同じ課題を抱えている中小企業の効率化・人手不足の解消を支援していければと思い取り組んでいます。
【RPA活用事例】製造業DXで業務を効率化
RPAとはの基礎知識から、製造業のRPA導入率、自動化できる製造業の主な業務、RPA導入成功事例(課題・活用方法・成果)などをまとめた資料をダウンロードいただけます。
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