ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)とは?

業務効率化を目指すロボティックスとして、「ロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation=RPA)」が人気です。RPAとは何かというと、ロボット(ロボ)が業務プロセスを自動化するツールです。業務自体をロボが代行する、デジタル・レイバーとは異なります。 RPAは2012年頃から、NTTの「WinActor」、RPAホールディングス・テクノロジーズの「BizRobo!」をはじめ、UiPath、NEC Software Robot Solution、ipaSロボ、Robo-Patなどがシェアを伸ばし、企業や自治体の導入事例が多くあります。 業務効率化とはRPAを導入すれば解決するのではなく、どのように自動化しロボを活用するのかがポイントです。今回は、RPA導入を検討する企業に向け、RPA導入が失敗する理由、RPA成功のための心構えを解説します。ロボと人のメリット、おすすめのRPAツールも紹介します。

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知識

目次

    ロボのメリットと人のメリット

    RPAで効率化できる理由として、ロボのメリット5つと、ロボよりも人が対応するメリットを4つ紹介します。

    ロボのメリット

    1.人よりスピーディ

    RPAのロボは、人と比較して作業が早くなるのが特徴です。RPAは24時間稼働できるので、勤務外にも作業が可能。同じ作業の場合、人とロボではロボの方が速いので、時間削減に繋がった事例も多いです。

    2.単純作業を高精度に

    RPAは、ロボが単純作業を職人のようにこなします。人は思いがけずミスをすることがありますが、RPAのロボは高精度の作業が可能です。また、人は週40時間(8時間×5日)ですが、RPAは週168時間(24時間×7日)稼働します。

    3.退職リスクがない

    属人化している業務は、担当者が退職したら困るでしょう。ロボは、RPAツールを解約しない限り大丈夫。退職リスクを予防します。定期的にRPAで自動化して、業務を属人化しない工夫も必要です。

    4.マネジメント不要

    RPAは常に一定のパフォーマンスを発揮します。ロボに感情はないので、モチベーションの上下もありません。人はメンタルケアが欠かせませんが、ロボには不要です。

    5.コスト管理がラク

    人は成果に応じた報酬が必要ですが、ロボは不要。コスト管理も簡略化できます。また、人材教育は長時間かかるところ、RPAは一度ロボを作成後は複製できます。コストや時間を軽減し、管理しやすい点がロボのメリットです。

    人のメリット

    1.イレギュラーに対応可能

    人は状況に応じた判断、イレギュラー対応ができます。RPAはマニュアル化された作業をロボが行い、一定の動きをするため、イレギュラーで動作が止まるという特性があります。

    2.クリエイティブな作業ができる

    RPAはマニュアル通りの対応しかできない一方、人は考えて判断できるので、クリエイティブな作業に向いています。RPAに単純作業を任せ、人はコア業務を行うなど、人とRPAを組み合わせて生産性を向上しましょう。

    3.複雑な判断処理が可能

    RPAは判断を伴う作業は苦手ですが、人は複雑な判断処理ができます。複雑な作業をロボがするためには、複雑にロボ作成する必要があり、RPA導入のハードルが上がります。ロボと人で作業を分けることが重要です。

    4.コミュニケーションがとれる

    人はロボとは違い、コミュニケーションができます。ロボはルール通りに淡々と作業をしますが、人は感情などをくみ取れるので、ロボにはないメリットでしょう。

    RPA導入が失敗する理由

    RPA導入に成功する企業がある一方、使いこなせず失敗する事例も。RPA導入が失敗する理由を4つ説明します。

    人の作業をそのままロボ化してしまうから

    RPAは「コピーする」「保存する」など、動作をロボに記憶させます。人の作業をそのままロボ化せず、ロボに合わせて業務の仕組みや工程の見直しが重要です。

    操作で見ずに業務で考えてるから

    業務にこだわり、実際の操作をイメージできていない事例も。業務ではなく操作で考えると、RPA導入が成功しやすいです。業務と操作の具体例は下記です。
    【業務】

    • 顧客管理
    • 請求書の作成
    • 経費精算
    • 勤怠チェック

    【操作】

    • ファイルのダウンロード
    • ファイルを開く
    • 別のファイルに数値をコピー
    • 名前を付けて保存
    • ファイル移動
    • 完了通知

    RPAを入れたら自動化できると思っているから

    RPA導入で、全作業を自動化・ロボ化はできません。RPAは単純作業に向いているので、複雑な作業は人が対応した方がスムーズ。最初からRPAで全プロセスを自動化することは難しいので、段階的にロボを活用させる作業を増やしましょう。

    RPAは最初は止まるという理解をしていないから

    RPAのロボットとは、トライ&エラーで最適化させる特徴があります。最初はエラーが出てロボが止まることがありますが、焦らずに理由を考えて対応しましょう。課題やロードマップに合わせ、少しずつベストなロボット作成を行い、RPA導入を成功させてください。

    RPA成功のための心構え

    RPA導入を進めるうえで、大切な心構えを3つ紹介します。RPA導入時の参考にしてみてください。

    業務に対してどういうパソコン操作をするか理解している

    RPAではパソコン操作を、ロボが自動化します。RPAに最適化できる操作であるかを確認し、ロボに任せるためのシナリオを作成しましょう。操作の理解が不十分なままロボ作成やシナリオ開発を行うと、エラーが発生しやすくなります。

    RPAを入れたらすべてを自動化できると思わない

    全てをRPAで自動化するのではなく、ロボと人のメリットやデメリットを考慮しながら、適材適所でRPA運用化を考えましょう。ますは現場の課題を抽出し、どのような作業にRPAを活用できそうか、作業単位で考えることがポイントです。

    最初は止まるもの、と割り切る

    RPAのロボ化とは、現場に合わせてロボを微調整することで効果を発揮します。そのため、最初はエラーが出て止まっても大丈夫。RPAの導入目的や改善したい業務を明確に、操作を理解している人が主導となってロボ作成を進めましょう。

    初心者向けRPAツール「RoboTANGO(ロボタンゴ)」

    RPA導入を目指すけれど、ロボティクスは難しそうという方へ向け、初心者の導入事例の多いRPAツール「RoboTANGO」を紹介します。

    複数のパソコンで利用できる

    フローティングライセンスのRPAツールで、1つのライセンスを切り替えて複数端末で利用できます。離れた拠点や部署間でも導入事例があり、コスト削減にも効果的。ただし、1つのライセンスを同時利用できないので注意してくだい。

    録画機能でロボ作成

    録画機能の活用で、プログラミングやIT開発の知識が不要なRPAです。業務をパソコンで操作するだけで、簡単にロボ作成ができるのでわかりやすく、ソフトウェアやアプリケーションも選びません。

    価格は1ライセンス5万円で、最低利用期間1ヶ月から。フリートライアル、セミナーもあるので、RPA導入を検討する企業は試してみてはいかがでしょうか。現場部門向けRPAは「Robo-Pat(ロボパット)」もあるので、迷う方はオペレータに相談してみてください。

    初心者でもカンタンに
    使いこなせるRPA“RoboTANGO”

     

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